経理サポート担当が考える「仕入/買掛金」の経理作業とは?

仕入と業種

まず、仕入についてですが、これも業種によって異なります。

卸売業や小売業などが一番分かりやすいですよね。
仕入れてきたものを、売る。
製造業や飲食業などは、仕入れてきたものを加工・調理して、販売・提供します。
サービス業だと仕入がないこともあります。

 

仕入の方法と経理処理

これは業種に関わらず、ほとんどが請求書での後払いか、現金払いでしょう。
請求書での後払いは、信用が必要なので、取引し始めたばかりは現金払いが多いかもしれません。
業種によっては、保証金のようなものを支払うこともあります。

これは仕入に関わらず、他の支払いでも同じですね。
その都度、現金で支払われると、相手先も負担がかかるので、請求書払いになることが多いです。
請求書はだいたい月に一度、20日締めや末日締めで締められます。
それを、翌月15日払いや翌々月5日払いなどで支払っていくのです。
これが滞ったりすると、信用度が落ちますし、数か月続くと、取引が解除されてしまう可能性もあるので、要注意です!

請求書の締め日に、一か月分の仕入処理を行います。
支払い漏れを防ぐために、別途、支払予定表などを作成することもありますね。
請求書は月ごと、もしくは取引先ごとに整理しておくと探しやすいです!

 

仕入と在庫管理

仕入と切っても切り離せないのが、在庫のお話。
通常は、先に仕入れて、その後で販売します。
まぁ、普通ですよね笑
例えば、12月の時点で300万円の利益が出ていたとします。
儲かってるので、先に300万円分の仕入を行っておけば、利益を消せることになってしまいます。
そこで、在庫の考え方が出てきます。

300万円分を仕入れてはいるので、仕入は発生します。
でも売れてません。
売れていない分は仕入にしてはいけません。
こうすることで、売上とのバランスを調整できます!
※翌年にまた仕入へ戻されます。
計算式にすると、次のようになります。
年初商品 + 当年仕入 - 年末商品 = 売れた分(売上原価)

損益計算書で、期末棚卸として、仕入からマイナスします。
貸借対照表で、翌年に繰り越される、流動資産に追加されます。
※在庫の評価に関しては、事前に届け出などを出すことができますので、状況に応じて選択しましょう。

 

不良在庫

在庫は何年も続くようであれば、不良在庫になっています。
これは、貸借対照表だけでは把握できないので、しっかり在庫管理を行いましょう。
適度なタイミングで、在庫処分セールなどを行って、少しでも現金化しておかないと、倉庫代がかかり、どんどん価値が下がり、最終的には逆にお金を払って処分する可能性もあるので、気を付けましょう。

買うときにお金を払い、保管時にもお金を払い、処分するときにもお金を払うなんて、本当にムダです。。
買うときに、なんとなくで買うのではなく、需要と供給のバランスを検討しましょう。

 

まとめ

・請求書の支払い漏れは、信用度が下がるので、気を付ける。
・年初商品 + 当年仕入 - 年末商品 = 売れた分(売上原価)
・年末に売れていない分は仕入にできず、売れるまで現金にも戻せないため、仕入の前に検討が必要。
・不良在庫・過剰在庫は、ムダにお金がかかりすぎるので、要注意!

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