確定申告や年末調整で必要な書類って…?所得控除の仕組みと種類!

税務

 

確定申告の時に必要な手続きって何?
年末調整の時は何か変わる?
人によって違う?
どんな種類があるの?

 

「所得控除って何?」って思う方は多いかもしれません。
あまり聞きなじみのない言葉ですからね。

 

年末調整や確定申告をするときに、色々な書類が必要になりますよね。
その大半のものが、所得控除で必要になるんです。

 

会社勤めの方は、年末調整で使います。
会社から書類を配られて、色々な書類を集めて、提出しますよね。

 

個人事業や副業を営んでいる方は、確定申告で使います。
確定申告では自分で必要になる書類を確認して、書類の作成が必要ですね。

所得控除は色々な種類があるので、今回はまず概要に触れていきます。

所得控除の種類や趣旨

所得控除と一口に言っても、全部で14種類あります。
それぞれ条件や計算方法が異なるので、まずは概要を説明しておきます。

物的控除

まずは、物的控除と呼ばれる7つ。
①雑損控除
②医療費控除
③寄付金控除
④社会保険料控除
⑤小規模企業共済等掛金控除
⑥生命保険料控除
⑦地震保険料控除

①と②は、担税力の減殺を考慮して設けられているもの。
①の雑損控除は、分かりづらいですが、災害や盗難・横領などの時に発生します。
最近であれば、台風や地震などに被災された方が関係してきます。
※災害の場合には、災害減免法というものも関係します。
 参考までに、国税庁のサイトを載せておきます。

③~⑦は、社会政策上の要請から設けられているもの。
寄付や保険・年金に充てている部分に関しての控除です。
③の寄付金控除も、今まではあまり馴染みがなかったんですが…
最近だと「ふるさと納税」が浸透してきていますね。

人的控除

次に、人的控除と呼ばれる7つです。
⑧障害者控除
⑨寡婦(寡夫)控除
⑩勤労学生控除
⑪基礎控除
⑫扶養控除
⑬配偶者控除
⑭配偶者特別控除

⑧~⑩は、社会的に不利な条件にある方に対して、税負担の緩和を図るために設けられているもの。
⑨の寡婦(寡夫)は、離婚や死別している方。
⑩の勤労学生は、働いている学生。

⑪~⑭は、最低生活費を保障するために設けられているもの。
自分自身を含め、家族を養うための最低生活費として、控除されるもの。

注意点

保険の支払状況や、家族構成によっては、控除が全然ない場合もあります。
そのため、人によって控除の額が異なりますので、ご注意ください。

所得控除については、所得税の計算だけではなく、住民税の計算でも行います。
住民税に関しては、ご自身で計算することはありません。
ただし、控除額が所得税と比べると小さいので、ご注意ください。

 

年末調整と確定申告で異なる?

上記14種類のうち、①~③の控除は確定申告が必要になります。

年末調整で会社から求められている書類は、こちらです。
A.給与所得者の保険料控除の申告
B.給与所得者の扶養控除等の(異動)申告
C.給与所得者の配偶者控除等の申告

Aが、④~⑦を計算する書類。
Bが、⑧~⑫を計算する書類。
Cが、⑬・⑭を計算する書類。
となっており、①~③は含まれていません。

①~③の控除を受ける場合には、確定申告が必要になります!
確定申告するときは、年末調整をしても、しなくても、どちらでもOK!
年末調整を行ってるのであれば、源泉徴収票をきちんと取っておきましょう。

 

まとめ

・年末調整や確定申告で必要な大事な手続き!
・控除の種類によって、条件や計算方法が異なる!
・保険の支払いや家族構成によって、控除内容が変わる!
・雑損控除、医療費控除、寄付金控除は、確定申告が必要!

タイトルとURLをコピーしました