確定申告って何?所得税の計算は誰がするの?

そもそも、確定申告って何?

まずは、大前提として、確定申告が何なのか?っていうお話です(^^)
ざっくり言うと、、、
「確定申告」は、個人の方が一年に一度、税金の計算をして、納税する手続きのこと!

そして、その税金は、1月1日から12月31日までの期間に発生した
「収入」から「必要経費」を差し引いて計算した「所得」をベースに計算します。
※この時点でマイナスの場合は「損失」となります。

「所得」から、各個人の状況に応じてかかる「所得控除額」を差し引き、そこに、税率などを計算するのが一般的な流れです。

「所得」は、その性格に合わせて、10種類に分類されます。
1.利子所得
2.配当所得
3.不動産所得
4.事業所得
5.給与所得
6.退職所得
7.山林所得
8.譲渡所得
9.一時所得
10.雑所得
プラス、所得税がかからない「非課税所得」というものがあります。
ここは長くなりそうなので、詳しい話はまた別の機会にしましょう!

 

確定申告をする人、、しない人

個人で、一年の間に「所得」が発生している場合には、確定申告が必要。
ただし、世間一般で確定申告していない人の方が多いです。
それは、、、

『年末調整』ですね。
個人事業主より、お勤め人の方が多いので、、、
その勤め先がまとめて『年末調整』を行ってくれます。

通常、毎月の給料から、源泉徴収といって、税金を天引きされています。
それを会社がまとめて、国に納税しています。
しかし、この時点では年間の給与所得は未確定です。
そのため、月の給料から概算で、これくらいだろうと、少し多めに天引きします。
それを年内最後の給料の時に調整し、払いすぎていた分を還付してくれるのです!

全然得をしている訳ではありませんが、少しラッキーな気持ちになりますよね(笑)

給与ではなく、自分で事業を行っていたり、不動産の貸付けをしていると、
確定申告は必須になってきますので、個人事業を行っている方は、きちんと計画をたてて作業を進めましょう。

 

確定申告はいつまでにするの?

確定申告は、翌年の3月15日までに行います。
一年分の集計や計算があるので、少し期間を設けてくれています。

じゃぁ、余裕だろう!ということで、年明けの1月になってから始めると、、、
だいたい、期限ギリギリにバタバタします(笑)
かといって、毎日やるのも大変なんですよねー(>_<)

 

まとめ

・確定申告は、1月1日から12月31日までの所得にかかる税金を計算する手続き
・年末調整などで申告不要な人もいる
・翌年3月15日までが期限ですが、余裕をもって準備しましょう
・事業(不動産の貸付業を含む)を行っている方は、特に早めの準備をしましょう!

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